鬼母を黙らせた息子

劇場で座席を探していた私。
前から2番目の端っこに席を見つけ、あったあった、と向かったその瞬間

「ママ~」

と呼ばれて目が覚めたのです。

母の日の朝7時。

朝食をトレーに乗せた息子がベッドサイドに立っていました。

え???

観劇に来ているのか、ベッドサイドに朝食が運ばれたのか、
どっちが夢でどっちがリアル?

で、本当に目の前にきたのは朝食でした。

へ!目玉焼き、焼いたの??

あ~48年間生きていてよかった、朝食がベッドに運ばれる
あの映画のワンシーンのような光景に、

今私はいる!

意地でもベッドから出ずに食べましたよ食べました。

そしてきれいな花柄のカードももらいました🌸

カードはどうしたのかと聞いたら、
学校帰りに友達と選んだと。

そーかそーか、
息子も成長したもんだなあ😹

こんなきれいな花柄のカードがもらえるなら
私は自分でお花を買うこともなかったなあ。

しかし

この朝の感動は
このところの冷え込みと共にあっという間に冷め切り、
すぐにいつもの日常が戻ってきました。

家ではグータラの息子がその日は輪をかけてダラダラ。
その様子にカリカリする母。

「ねーちょっとぉ、朝食作ったからってもう自分の役割終了になってない?」
「え、ダメ?」
「このキッチン誰が片付けるの?」
「ママ」
「きーーーっ!あんたはもう!!」

黄色のバラの効果も虚しく鬼母登場。

またたくまに普通の日となってしまいました。

ちゃんちゃん。

その夜、友人がご飯を食べに来てくれました。

ビールと楽しいおしゃべりでよい気分になり、
そろそろお開き、という時に、

テーブルに飾ってあった花柄のカードを見た友人が
言いました。

「このカード、息子君が色をつけたの!?」
「え、まさか、最初からこういう色のカードよ」
「えー、違うよ~これは絶対塗ったんだよ~すごーい」
「そんな時間ないし、あの子がこんなきれいに無理よ」

しかし友人がいつになく主張するので、
息子を呼んで確認しました。すると、、

「うん、僕が塗ったよ」

「ほら~」と友人。

ひえ~~~~本当に?

友人帰宅後、もう一度聞いてみると、

「朝5時に起きてカードを作った。そのあとちょっと寝てまた6時半に起きてご飯作った」と。

母爆睡中の早朝に、ひとりでそんな作業をしていたなんて。

そして、聞かなきゃ何も言わないなんて。

私だったら、

「早起きして作ったんだよ!すごいでしょっ!」
って絶対アピールするのに。

童謡の母さんだって
夜なべしてせっせと手袋編んだってわざわざ子供に言ってるのに。

自己主張が苦手な息子をいつも心配していた私。
侍じゃあるまいし、この時代にちゃんと生きて行けるのかしら。。と。

でも言えば褒められるようなことまで沈黙を通すなんて、、、
息子らしすぎて、この時ばかりはあっぱれ!
と、むしろ頼もしくすら感じました。

ひとり息子、もうすぐティーンの13歳、
遅ればせながら、
母である私は彼の生き方を認め、黙って見守ろうと誓った出来事でした。

沈黙で鬼母を黙らせた息子に乾杯

そしてカードのカラーリングを見抜けなかった私の目は、
検眼で「目の乾燥」と言われ、
ティッシュソルトのNat murで潤いを取り戻し中👁

もう大事なものを見過ごさないために😅

このティッシュソルトは
ドライにもウェットにも使えるカラダの水分調整係です。